子育てママの再就職に有利な資格は?学歴に関係なく取得できる!役立つ資格10選

仕事

子育てとキャリアの両立は難しく、悩みは尽きないですよね。出産を機に退職や雇用形態を変えたり、転職をされたママさんは多いかと思います。

厚生労働省のデータによると、子どもがいる世帯のうち母親が仕事をしている割合は75.5%で、そのうち正社員の割合は30%です。多くのお母様が非正規雇用として働いていることがわかります。バリバリ働きながら子育てをすることは難しいのが現状です。

子どもが小さいうちは体調不良による欠勤、参観などの学校行事などがあるので働き方に悩みます。

ココカラット
ココカラット

家庭と仕事のバランスを取ることはとても難しいですよね。

子育てが落ち着いた頃に興味のあるお仕事に就こうと考えている方もいらっしゃるかもしれませんね。再就職の際に資格を保有していると、たとえブランクがあっても採用に有利に働きます!

この記事では学歴に関係なく取得できる、再就職のための資格10こご紹介します。ご自身への自己投資として、資格習得はいかがでしょうか。

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再就職に有利な資格とは?

日本には多くの資格があり、仕事には役立たない資格も数多く存在します。しかし保有していなければ、働くことができない専門的な知識が必要な仕事も多くあります。資格を保有していることで、ご自身の選択肢を広げることができます。

現在は子育てなどで、「なかなか思うように働くことができない」といった方も興味のある分野の資格を取得することで、再就職をする際に有利になりますよ。

私もいざ働こうと応募をしようと思っても、資格がないことで断念した経験があります。役に立つとは、断言できませんが選択肢を広げることはできるはずです。

今回ご紹介する資格は学歴に関係なく、学校への通学が不要な資格なので、子育て中の主婦の方も独学で取得することができます。

手に職がつく!自宅で勉強できる国家資格

国家資格とは、法律に基づいて、個人の能力・知識を証明する資格です。国が認めている資格であるため、難易度は高いですが社会的な信用度が高いことが特徴です。

国家資格のなかには、比較的難易度が低く取得しやすい資格もあります。子育て中の主婦の方で、日々忙しい方でも独学で取得しやすい資格もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

保育士

保育士の免許を取得すれば、保育園・ベビーシッターなど保育業界で活躍する人材に慣れます。保育士の人手不足が問題となっているため、有資格者は社会復帰しやすい現状です。また資格の勉強をする中で、子どもの発達特性などを勉強することができます。子育ての知識を深めたい方にもオススメの資格です。
  • 勉強時間:90〜150時間目安(1日1時間の勉強で3〜5ヶ月)
  • 受験要件:大学/短大/専門学校卒業 もしくは 実務経験2年以上
  • 合格率:20〜30%
  • 試験月:4月・10月

介護福祉士

介護業界は利用者増加の一方で、職員の人手不足が課題となっています。未経験でも採用されやすい業界です。資格を取得することで、働き方や職場選択の幅が広がります。介護福祉士の資格は、試験を受けるまでの道のりは長いですが、その分合格率は70%〜80%と高めです。
  • 受験資格:養成施設ルート/実務経験ルート/福祉系高校ルートがある。働きながらの取得は、実務経験3年+研修で受験資格を満たせる。
  • 合格率:70〜80%
  • 試験月:1月

宅建士

宅建士は不動産を取り扱う仕事で、土地の売買、賃貸物件の斡旋を行います。

不動産会社では5名につき1名以上の宅建士の設置が義務付けられているため、不動産業界での需要が高い職種です。試験の合格率は、15%〜17%のため安易に取得できる資格ではありませませんが独学でも十分に取得を習える資格です。
  • 受験資格:誰でも可能
  • 合格率:15%〜17%
  • 試験月:10月

日本語教師

日本語教師とは、日本語を学びたい外国人に日本語を教える仕事です。これまで民間資格でしたが、2024年4月より国家資格「登録日本語教師」となりました。養成学校に通うルートと試験+研修により取得するルートがあります。外国人労働者の移住者の増加が見込まれるので、これから需要が高まる職種です。オンラインでのレッスンも可能なので、在宅勤務や独立を視野に入れた働き方が可能です。
  • 受験資格:誰でも可能
  • 合格率:62%(2024年)
  • 試験日:10月

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーのなかでもFP技能士は国家資格です。不動産・相続・資産運用など幅広いお金に関する知識が必要な資格です。保険会社に勤めている方は、2級以上必須という場合もありますが、基本的には資格を保有しているだけでは働き先は見つかりにくいです。暮らしに直結するお金の知識を体系的に学びたい方や、FP資格を取得して情報発信をしたい方にはオススメの資格です。
  • 受験資格:FP3級、基本的には誰でも可能。FP2級:FP3級保有者or実務経験者/研修受給者
  • 試験月:2025年より、通年受験可能
  • 合格率:FP3級40%〜80%、FP2級20%〜60%

医療系の資格

登録販売者

登録販売者とは、ドラックストアで一般医薬品の販売ができる資格です。2006年に新設された職種で、これまで薬剤師が担っていた一般医薬品の販売を登録販売者が行うことができるようになりました。薬剤師との違いは、処方薬の調剤ができないことと第一類医薬品(ロキソニンなど)の販売ができないことです。薬剤師不足のなかで、ドラックストアなどでの活躍が期待される職業です。
  • 勉強時間の目安:250〜350時間(1日2時間勉強で、約3〜5ヶ月ほど)
  • 合格率:40〜50%
  • 受験資格:誰でも可能
  • 試験月:8月〜12月に各都道府県で年に一回行われる

調剤薬局事務

調剤薬局事務は無資格でも働くことはできますが、資格があることで即戦力として期待されます。調剤薬局の数は、コンビニ以上とされているため資格を保有していると再就職先が見つかりやすくなります。

調剤薬局の試験を実施している団体は複数あります。未経験の方は、調剤薬局事務検定がオススメです。請求事務業務の基本的な知識を身につけることができます。

  • 勉強時間の目安:いずれの試験も90時間〜120時間(1日2時間の勉強で2〜3ヶ月ほど)
  • 合格率:60%〜80%
  • 受験資格:誰でも可能
  • 試験月:主催団体による

事務職への就職に役立つ資格

事務職は家庭との両立がしやすい職種であり、女性に人気の職種です。そのため倍率が高く採用までのハードルは高い傾向にあります。事務職と関連した職歴があることや資格を保有していることで、事務職での採用に近づくことができます。

日商簿記

日商簿記は簿記の検定の中でも、最大の受験者数を誇ります。特に2級以上は社会的信用度が高いので、事務職に転職する方に有利です。事務職・経理職の求人では日商簿記3級以上を応募条件にしている企業が多くあります。
  • 日商簿記2級勉強時間の目安:3級未学習者の場合は、350時間〜400時間が目安
  • 合格率:3級は約40%〜60%。2級は約15%〜30%。
  • 受験資格:誰でも可能
  • 受験月:6月•11月の年2回

MOS

MOS(Microsoft Office Specialist)は、Excel、Wordなどの操作スキルを証明する国際資格です。事務職の応募資格には「基本的なパソコンスキル」が求められることが多くあるので、MOSを保有することでスキルの証明になります。

また試験は全国の試験会場で通年で実施しているため、今から勉強して最短で2ヶ月ほどで取得することも可能です。
  • 勉強時間の目安:初心者の場合は50時間〜80時間。パソコン中級者は30〜50時間。
  • 合格率:正確には非公開だが一般レベルの合格率は約80%。上級レベルの合格率は約60%。
  • 誰でも受験可能
  • 試験月:毎月1〜2回日曜日。自宅から受験可能。

まとめ

子育て中のママにおすすめしたい再就職に有利な資格をご紹介しました。

女性にとって、キャリアと家庭を両立させることは安易ではないです。資格を習得することでキャリアにブランクがある方でも、再就職の際にプラスに働きます。

資格試験の中には、難易度が易し目の資格もありますので、ちょっとした隙間時間を活用して資格の勉強をすることで就職先の選択肢が増えますよ。

私自身も仕事と子育てをしながら、資格習得を目指していますが重要なことは時間の確保、自己管理だと実感しています。目的意識を持って、隙間時間を活用ながらいかに集中して取り組むかがぽインチです。

主婦の方が時間を確保する方法としては以下の方法があります。

  • 働く時間を減らす
  • 家事の時間を減らす
  • 朝・夜の時間を活用する

 

忙しいママが資格を取得するには、時間の確保がキーポイントです。家事の時間を減らして勉強時間を確保しましょう。



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