貯金ゼロでデキ婚、結婚しても生活できる?

育児

貯金無しでできちゃった結婚した場合、 生活はできるのか?について実体験をもとに書いています。

「貯金なしでデキ婚でも生活できるのか?」に対する結論としては、生活は楽ではないですが、工夫次第でなんとかなってます。

私たち夫婦はいわゆるデキ婚で、入籍当時の貯金はほぼゼロでした。

妊娠当時、旦那はバイト兼フリーランス、私は学生(大学院1年)で経済的にもゆとりがない状態でした。

「結婚もせず、経済的に不安定な状態で妊娠なんて有り得ない!」というのが真っ当な意見かと思います。

生活の基盤が出来ていないなかで、できちゃった婚することに対して肯定するつもりはありません。

この記事は、

  • 「貯金ない状態だけど結婚して大丈夫かな?」
  • 「貯金なしでできちゃった婚って生活できるの?」
  • 「妊娠したいけど、貯金がなくて不安」

といった妊娠や結婚とお金に関する疑問・不安をお持ちの方に向けた記事です。この記事を読んで、少しでも前向きな気持ちになっていただければ幸いです。

入籍時のお金事情

旦那…フリーランス兼アルバイト(月収20万~30万)

私…学生(→退学)、アルバイト

当時、貯金はほぼゼロでした。

入籍から4カ月後に出産予定だったので、ベビーグッズを買わないといけないし、出産の保証金(病院に預けるお金)を用意しないといけないし、ちょうど車検と重なるし…

という感じで、まとまったお金が必要で切羽詰まっていました。

 

入籍時にかかる平均的なお金

ゼクシィの記事によりますと、結婚にかかるお金として次の項目があります。

  • 結婚指輪…平均金額35万7000円
  • 結納・顔合わせ…結納式なら平均22万7000円、顔合わせ食事会なら平均6万5000円
  • 結婚式…平均362万3000円
  • 新婚旅行…平均65万1000円
  • 新生活…引っ越しの平均6万4000円、新生活用品の総額の平均52万1000円

結婚というイベントには相当なお金がかかることがわかりますね。

 

結婚に関するお金 我が家の場合

我が家は、結婚に関するイベントごとはほとんどしていません。

  • 結婚指輪…2年目の結婚記念日に旦那がプレゼントしてくれました
  • 顔合わせ…両親に払っていただきました
  • 結婚式…していません
  • 新婚旅行…していません
  • 新生活…旦那の家へ越しましたので費用は掛かっていません

という感じで、結婚時行うイベントをほとんどしなかったので、結婚に関してのお金はほとんどかかかりませんでした。

 

出産時にかかるお金の平均

結婚に関する費用は本人たちの加減で調整できますが、出産(特にベビーグッツ)に関しては一度にゼロから必要なものを揃えなくてはならないので、結構な負担になります。

  • 検診費…自治体によって異なりますが、平均5万2000円の自己負担です。(ゼクシィ保険ショップより)
  • 分娩費…健康保険から出産育児一時金として子ども一人当たり42万円支給されます。
  • ベビーグッツ…10万~15万(ゼクシィ保険ショップより)

 

出産に関するお金 我が家の場合

  •  検診費…ちゃんとした金額は覚えていませんが、一回の検診費はだいたい1000円以下だったので、平均よりは安く済みました。
  • 分娩費…負担金ゼロです。出産育児一時金で賄えました。
  • ベビーグッズ…実家からの援助もあり、実負担は、6万円くらいです。

お金にゆとりがない方は、育児用品を一気に揃えようとせず、最低限の育児用品だけ買うようにしましょう。

生後3ヶ月ごろまではほとんど家にいるので、必要なものは後から買い足していくと一度に多額の出費をしなくて済みます。

妊娠・出産は安産ではなく・・・妊娠前に入院、出産後に子どもはNICUへ

私は出産前後1ヶ月ほど入院していまして、子どもは1週間ほどNICUに入院していました。

1ヶ月も入院したにも拘らず、退院時の支払い金額は数万円でした

高額医療費制度という公的保険の仕組みのおかげで、高額の医療費を支払う必要がなかったのです。

そのときに、お金に関する知識のなさを痛感したので、お金の勉強をして家計を整えよう考えるようになりました。

貯金がない家庭がまずやると良いこと

家計管理をやっていない方は、面倒だと感じるかもしれません。家計の見直しは固定費からメスを入れることで、年間で数十万円貯金できる場合もあります。

【見直すべき固定費】

  • 家賃
  • 通信費
  • 保険料
  • 車関係
  • サブスクリプション

我が家の例では、携帯を格安SIM「LINEMO」に変更したことで月々5000円以上節約できました。

貯金ゼロで結婚した我々の現在の貯金額

結婚して2年が経過した貯金額は…

変わらずゼロですが、児童手当分は貯金しています。児童手当の総額約200万円は、手をつけずに子どもの進学費用に回す予定です。

我が家の生活コストは高くないですが、

  • 結婚・出産・育児というイベントが続いたため、臨時の出費が多い
  • フリーランス旦那の給料が不安定

上記のことが貯金がない要因だと思います。

  • 子どもが3才ごろになり、洋服や子育てグッズを買う頻度が少なくなる
  • 私が収入を得る

ことで貯金がない家計は好転すると思っています。

 

参考までに・・・我が家の臨時出費の例をご紹介します。

臨時の出費の例

  • 歯のブリッジ治療…30万
  • 電動自転車(私の通勤用に)…15万
  • 冷蔵庫(壊れたため買い替え)…16万
  • 手術費用…4万
  • ソファー…4万
  • 車のバッテリー…2万

 

こんなところでしょうか。

臨時出費に対応できない/厳しいということが、貯金ゼロ結婚の難点です。

「よっしゃ!やっと貯金できるぜ!」と思ったら、臨時の出費があり貯金ゼロに振り出し。この繰り返しです。

結婚前にまとまったお金があると臨時出費に対応できますし、万が一失業しても数ヶ月は暮らすことができるので、「お金のゆとりは心のゆとり」だと日々実感しています。

貯金ゼロ結婚で困ったこと

先にも述べましたが、臨時の出費に弱いんですね。

お金の余裕は心の余裕といいますが、本当にその通りで、私の場合、経済的に厳しくなると涙が止まらなくなったり、イライラしたりと精神的に不安定になります。

良くないとはわかっているのですが、どうしても

経済的不安的=私の精神的不安的=夫婦の不安定

という構図になっています。

 

貯金ゼロ夫婦の近々の目標

「よーく考えよう、お金は大事だよ~」(アフラックのcm)

結婚してからこの歌に一層共感できるようになりました。

「愛があればなんとかなる!」なんて、そんな生半可なことではないんだなと結婚してから気づいても時すでに遅しです。

お金の安定感=心の安定感=夫婦の安定感

ですから、今の不安定な現状を打破すべくできることをあげてみました。

  • 安定的な収入…旦那の収入にバラツキがあるので、私の収入がコンスタントに得られるようにする。
  • 貯金優先…今年は手術だったりと、やむなしな出費がありましたが臨時出費をなるべく出さず、最低限の生活費だけで暮らし、貯金をする。
  • 支出に見直し…保険、携帯など定期的に見直し、生活費の削減に努めています。

 

まとめ

今回は、貯金ゼロで結婚しても生活できるのかを書かせていただきました。

やはり、お金のゆとりは心のゆとりと比例します。

毎月の収入があれば、生活はできますがその月暮らしだと精神的不安も大きいです。

夫婦のどちらかが精神的に不安定だと関係がギクシャクしてしまいます。いくら好き同士といえ生活するのには愛以上にお金が必要不可欠です。

 

私のように貯金ゼロで結婚&出産を控えている方は

1人目の場合はたびたび出費がかさみますので、大変かと思いますが、以下の事を参考にして「ゆとり」をもてる生活を目指しましょう!!

 

  1. まとまった貯金ができるまで支出を削減で貯金最優先
  2. 毎月の生活にかかるお金(基礎生活費)を把握する
  3. ユーチューブやネットなどで、お金の勉強をする
  4. 定期的に生活費を見直す

「貯金ができた」人でもないのに偉そうなことをいってすみません。。

ですが、上記は2年結婚生活をしてみて貯金ゼロという現状と向き合い、軌道修正をしようと考えた結論です。

まだまだこれからな我が家ですが、先ずは10万円貯金を目指します。

この記事をご覧いただいた方にも何かヒントになれば幸いです。

 

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