【奮闘記】離乳食を食べない子への心構えは?

こんにちは、ココカラットです。我が家には一歳半の娘(令和元年baby)がいますが、小さめで産まれたためか離乳食を全然食べず、苦戦していました。

離乳食は全く食べなかった娘ですが、今では保育園の給食を残すことなく、ときにはおかわりをするほどに食べる力がつきました。

苦戦しながら習得した、離乳食を食べない子への心構えは?

結論:いつかは食べる。無理強いしない。

今回は食細娘から食欲旺盛娘になった体験記(奮闘記)をご覧ください。

☆離乳食の基本的な捉え方

離乳食とは【乳幼児に対して栄養源を母乳やミルクから切り替えるための食品】(Wikipedia)

現在は、WHO(世界保健機関)によって、離乳食に代わる補完食【母乳に加えて他の食物を与えること】(WHO)が提唱されています。

☆離乳食と補完食の違い

読んで字のごとくですが、離乳食は母乳から離れることを目的としていますが、補完食は母乳(ミルク)で足りない栄養素を食事で補うという考え方です。

以前は一歳までに断乳することを推奨されていましたが、現在は特に決められていません。

そのため、母乳(ミルク)を【補うための食事】である補完食がしっかり食べられるようになるまでは月齢に関係なく母乳(ミルク)でメインでもいいというわけなんです。

日本の離乳食は細かく時期と食品が決められていますが、あくまでも目安でありその子に合わせて進めていくというのがいまのスタンダードになりつつあります。

私は離乳食を始めた頃にこの考え方を知っていればもっと気楽に離乳食(補完食)に励めたとおもいます。

先ほど「日本の」離乳食という書き方をしましたが、海外の離乳食である「BLW」という考え方をご紹介します。

☆海外の離乳食「BLW」とは

B(Baby):赤ちゃん、L(Led):主導の、W(Weaning):乳離れ の略で、イギリスの保健士さんによって考案された「赤ちゃん主導の食事システム」です。

離乳食との大きな違いとしては、BLW は赤ちゃんが自ら食事(固形物)を選んで食べられるように、スプーンではなく手づかみ食べを推奨している点です。

離乳食のサイトや本を参考にすると、5倍粥からスタートするのが一般的ですが、BLWでは、いきなり固形の野菜を手づかみで食べさせます。

我が家では、離乳食に苦戦中にBLWの存在を知り、実践してみたところ少しずつ食に興味を持つようになってくれました。

思うに、よくわからないものを食べさせられるよりも自分で見て、選んで、食べるほうが赤ちゃんもきっと楽しいですよね。

ちなみに、YoutubeやインスタグラムではBLWの様子がたくさんあがっていますよ。

ネットでは「BLW」と検索すると「BLW 離乳食 危険」と予測ワードにでできます。

おや…これっていったいどういうこと⁉とおもい、調べてみました。

☆BLWは危険!?BLWのデメリット

どうやらBLWが危険といわれているのは窒息するリスクがあるからだそうです。

しかし、これについて「従来の離乳食と窒息の危険は変わらない」という研究結果が出ているそうなので、安心して取り入れても大丈夫そうです。(一般社団法人 日本BLW協会HPより)

BLWにせよ離乳食にせよ子どもが食事をするときには窒息の危険が伴います。正しい姿勢、正しい形状で食事をすることを常に心がけて、窒息・誤嚥を防ぐことが大切です。

☆決定打!我が子が食に興味を持ったキッカケ

BLWもそうなのですが、決定打となったのは食パンとベビーせんべいです。私は離乳食を食べさせることに必死になっていましたが、「先ずは食べる行為に興味を持たせたら?」という旦那のアドバイスのおかげで、2回食中の1食を食パンやせんべいに代えてみると、すごく食いついていました。

月齢でいうと10カ月ごろです。離乳食の時期区分でいうと離乳食後期で3回食の時期です。

我が子は、昼夜の2回食を与えていましたが、ほとんど毎回1口食べてグズルというのがお決まりでした。

しかしBKW、食パン、せんべいのおかげで「食べる」という行為に興味を持ち、楽しんでいくうちに食べられる食材が少しずつ増えていきました。

離乳食では、一生懸命野菜をすり潰したり、おかゆをくたくたに煮込んだり…していましたが、BLWはゆでた野菜などをドン!と与えるだけなので、作る側の負担もとても軽減されました。笑

☆まとめ

これらはあくまで我が子の一例であり、個人差があると思います。

おそらくこの記事を読んでくださった多くの方は「離乳食が進んでいない!!」と焦ったり、落ち込んだりされているのかと思います(毎日お疲れ様です。)が、私からお伝えしたいことは、お手本通りじゃなくてもいいんです!その子に合ったやり方を模索してみてください。離乳食(補完食)はあくまでも食べる「練習」です。しっかり食べられるもでは母乳(ミルク)で栄養を摂取できていれば大丈夫です!!!

気楽にいきましょう。

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