こんにちは、ココカラットです。我が家には1歳の娘(令和元年baby)がいますが、私が【高血圧合併妊娠】での出産だったため、予定日より一ヵ月早くに帝王切開で出産しました。
この記事では、妊娠週数と血圧の経過や私が行った治療をご紹介します。
あくまでひとつの事例としてご覧いただき、実際の治療法についてはお医者様のご意向を参考にしてください。
妊娠高血圧合併妊娠とは?
妊娠前から高血圧を認める場合、もしくは妊娠20週までに高血圧を認める場合を高血圧合併妊娠という。
公共社団法人 日本産婦人科学会 http://www.jsog.or.jp/
高血圧とは、収縮期血圧が140mmHg 以上(重症では160mmHg以上)、あるいは拡張期血圧が90mmHg以上(重症では110mmHg以上)になった場合のことです。
高血圧を伴う妊娠・出産は以下のようなリスクがあります。
○早産
○胎児発育遅延
○常位胎盤早期剥奪
○胎児機能不全
ややこしや~なのですが、高血圧を伴う妊娠で「妊娠高血圧症候群」というのもあります。これは妊娠20週以降に高血圧のみを発症する場合をいいます。
つまり、もともと(もしくは妊娠初期の)高血圧持ちだったのか、妊娠によって高血圧が認められたのかで呼び名が変わるそうです!
私は前者でした。
ここからは、「高血圧合併認人」を経験した私の体験談です。
【体験談】高血圧合併妊娠が発覚
参考までに、当時の年齢は22歳、既往歴無し。体格標準。でした。
大学院入学後の健康診断で高血圧が発覚し、治療を進めているところで妊娠が発覚しました。と、まあ、レアなケースかもしれませんね。
「こんな事例もあるんや~」くらいに思ってご覧くださいね。
妊娠11週の血圧は、188/135でした。高いですよね…。
検診のときに血圧を確認した看護師さんの反応は、「高い!もう一度測りましょう!」がお決まりでした。
ちなみにですが、再度の測定では血圧(上)200を超えることもありまして、とにかく妊娠の初期から高いというのが「高血圧合併妊娠」の特徴です。
当時は地元の総合病院に通院していましたが、ここでは看きれないということで、大学病院に転院することになりました。
地元の病院の先生からは、私の年齢的にこれからも妊娠の可能性があるため、高血圧の治療を優先し、リスクのある出産を中断すべきとおっしゃっていました。
話は少しそれますが、妊娠が発覚後は学生ということもあり、産むべきか否かですごー――――く悩みました。(不愉快な気分になられたらすみません)
そして、産もう!と決意した矢先に先の先生のお言葉に涙が止まりませんでした。
大学病院への転院
大学病院だったら出産できるかもしれないしできないかもしれない、といわれ転院をしましたのですが
大学病院ではこのような事例はザラなのか、血圧に驚かれることもなく、淡々と検診をしていただきました。
地元の病院ですごく驚かれたので、内心ホッとしました。
転院後の血圧の経過です↓
13w 171/124
16w 155/103
18w 144/111
21w 135/103
24w 152/104
28w 143/90
30w 151/102
32w 171/125
34w 164/122
21w(妊娠中期)あたりから血圧が落ちついた理由は、知人から自費診療で看てくださる東洋医学の病院を紹介して頂き、通院しだしたのがきっかけかと思われます。
薬を使わずに、サプリメントや水素吸引、波動の調整などで体の状態を整えるという、特殊な病院でした。なのであまり参考にならないかもしれませんが…
中期に入りすこし血圧が落ち着いてくれたことで、安心して妊娠を継続することができました。
妊娠後期になるとまた血圧がグッと上がりました。この時期は妊娠前より∔10キロと、体重が増加したことで腎臓への負担が大きくなり尿蛋白が基準値の200倍という結果でした。
尿蛋白が高値のため入院となりました。
緊急入院→帝王切開
入院中は血圧が薬ではコントロールできないため、降圧剤の点滴を打ってもらっていました。
出産方法については、私は経腟分娩にこだわりはなく、母子ともに健康でいられる可能性が高い帝王切開を望みましたが、
医師から「血圧が高いという理由で予定帝王帝王切開はできない」といわれました。
そのため、正産期に入った36wに入った段階で、誘発剤を打ち、出産を早めるという方法で出産に挑みました。
誘発剤とは
…何らかの理由で出産を促したい時にこれらの薬を使って「分娩誘発」または「陣痛促進」を行いますが、使う理由は違っても、いずれも同じ薬剤を使います。つまり、使用目的によって「促進剤」と呼んだり、「誘発剤」と呼んだりします。
https://www.stemcell.co.jp/column/
誘発剤は投与(接種)したからといってすぐに出てくれるわけではなく、何日間かチャレンジして陣痛を促し、出産という流れだそうです。
何日かかるかわからない、いつくるのかわからない。とても不安でしたが
誘発剤を投与主治医から「赤ちゃんが苦しそうなので帝王切開をします」といわれました。
そして、帝王切開で無事生まれてきてくれました。
1990グラムと小さ目でしたが、保育器に入らなくても大丈夫だったようで、幸い出産時に異常はありませんでした。
まとめ
以上が高血圧合併妊娠を経験した自身の体験談でしたが、途中で産婦人科以外の病院に通院していたことなど特殊な点はありますので、正直どこまで参考になるかはわかりません。
ですが、この記事を読んでいただいた方に少しでも高血圧合併妊娠のことを知っていただき、不安を解消して頂ければ幸いです。
次回、出産後の経過(出産後19日間入院していました)についてブログを書きます。
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